朝三暮四(ちょうさんぼし)=知恵のある人が言葉巧みに愚かな人をだますこと。目の前の違いばかりにこだわって、同じ結果となるのに気が付かないこと。 宋 ニ 有 二 リ 狙公 トイフ 者 一 。愛 レ シ 狙 ヲ 養 レ ヒテ 之 ヲ 成 レ ス 群 ヲ 。朝三暮四 「朝三暮四」とは、「目先の違いにとらわれて実質的に同じことであることに気づかない、また、ことば巧みに愚かな者をだます」という意味です。 「列子・黄帝」の次のような逸話に由来しています。 宗の国に猿まわしがいた。 猿をかわいがり、これを飼育して群をなしていた。 猿の気持ちを理解することができ、猿もまた猿まわしの気持ちがわかっ書き下し文 昔者、荘周夢に胡蝶と為る。 栩栩然として胡蝶なり。 自ら喩しみ志に適へるかな。 周なるを知らざるなり。 俄然として覚むれば、則ち蘧蘧然として周なり。 知らず周の夢に胡蝶と為れるか、胡蝶の夢に周と為れるか。
漢文の朝三暮四で恐 二 衆狙之不 一レ 馴 二 於己 一 也 という文が Yahoo 知恵袋
朝三暮四 書き下し文
朝三暮四 書き下し文-書き下し文 昔者(むかし)荘周(そうしゅう)夢(ゆめ)に胡蝶(こちょう)と為る(なる)。栩栩然(くくぜん)として胡蝶(こちょう)なり。 自ら(みずから)喩しみて(たのしみて)志(こころざし)に適える(かなえる)かな。朝三暮四:訓読文 朝三暮四:書き下し文 朝三暮四:現代語訳 宋に猿を飼う者(猿回し)がいた。 彼(狙公)は、猿を愛し、猿を養い、猿は群れを成すほどだった(飼っていた)。
朝三暮四 解釈:目の前の相違にとらわれて、結果が同じになることに気づかないこと。 宋 の国に猿をたくさん飼っている者がいた。 ある時、飼っていた猿に、トチの実を朝に三つ、暮れに四つ与えると言ったら猿が少ないと怒り出したので、朝に四つ、暮れに三つ与えると言ったところ、猿が喜んだという故事から。 列子 8巻。 道家の思想書。 戦国時代の恐衆狙之不馴於己也、 先誑之曰、与若茅、 朝三而暮四、 足乎。 衆狙皆起而怒。 俄而曰、与若茅、 朝四而暮三、足乎。 衆狙皆伏而喜。 {書き下し文} 宋に 狙公 そこう なる者有り。 狙 さる を愛し、 之 これ を養ひて群れを成す。恐衆狙之不馴於己也、先誑之曰、「与若芧、朝三而暮四。足 乎 。」書き下し文衆狙の己に馴れざるを恐るるや、先ず之を誑(あざむ)きて曰はく、「若(なんぢ)に芧を与ふるに、朝(あした)に三にして暮れに四にせん。足る か と。」日本語訳
朝三暮四の現代語訳 では朝三暮四を現代語訳していきましょう。 現代語訳 中国、宋の国に狙公という人がいた。 猿好きの老人で、猿を可愛がりエサをやって世話をし、猿は群れをなすほどであった。Tweet Home > 漢文のテスト対策:INDEX > 書き下し文・現代語訳・解説 宋有狙公者。~ 朝三暮四(ちょうさんぼし)朝三暮四 宋有狙公者。 愛狙、養之成群。 能解狙之意、狙亦得公之心。 損其家口、充狙之欲。 俄而匱焉。 将限其食。 恐衆狙之不馴於己也、先誑之曰、 「与若芧、朝三而暮四、足乎。」 衆狙皆起而怒。 俄而曰、 「与若芧、朝四而暮三、足乎。」 衆狙皆伏
『朝三暮四』 書き下し文・現代語訳(口語訳)と文法解説 『朝三暮四』 ここでは、「列士」に収録されている朝三暮四の原文(白文)、書き下し文、現代語訳(口語訳)とその解説を記しています。朝三暮四 三 古代の史話 先従隗始 鶏鳴狗盗 参考 枕草子 臥薪嘗胆 四 唐代の詩 絶句 絶句(杜甫)/静夜思(李白)/登鸛鵲楼(王之渙)/江雪(柳宗元)/ 春夜洛城聞笛(李白)/送元二使安西(王維)/涼州詞(王翰)/山行(杜牧) 律詩朝三暮四 現代語訳・書き下し文 朝三暮四 ・ 「朝三暮四」とは、「目先の違いにとらわれて実質的に同じことであることに気づかない、また、ことば巧みに愚かな者をだます」という意味です。 ・ 縦書き、全漢字に読み、ひらがな ・ HOME(漢文記事一覧) 現代語訳・書き下し文1 語句・句法 ・ 狙 猿
朝三暮四の出典は「荘子」と「列子」でも意味は微妙に違う 」という言葉。 目先の違いにとらわれて結果は同じであるのに気付かないという意味と、うまい言葉で人を騙すという意味があるようです。 』の中にあります。 二つの本で書かれているエピソードは同じものなのですが、エピソードから展開される結論が違っています。 その論旨を見ると、二つの本のちょうさん‐ぼし〔テウサン‐〕朝三暮四 《中国、 宋 の狙公 (そこう) が、飼っている猿にトチの実を与えるのに、朝に三つ、暮れに四つやると言うと猿が少ないと怒ったため、朝に四つ、暮れに三つやると言うと、たいそう喜んだという「 荘子 」斉物論などに見える故事から》 1 目先の違いに気をとられて、実際は同じであるのに気がつかないこと。 また
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